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一貫性と柔軟性と

麻雀ではよく一貫性なんていう言葉が使われます。


ソレって何? と。


思考の一貫性です。 意思、意志、意識・・・まあ、何でもいいですけどw



手組だとか牌理とか点棒状況との関係は間接的でしかない。


つまり、アナログ全開の部分となります。



1.jpg



ここの思考回路。

親が7800、僅差の2着目、ドラ1枚、まずまずの手


ここから1番楽なトップの取り方ってわかりますか?


親をトバして終了するケース。

だからそれをまず理想のパターンとしてイメージする。


それにツモや相手の進行、捨て牌の状況がマッチしてくれば、

そのベクトルへ太っとく突き進む感じ。


その理想から離れてきてると判断したら妥協を優先する。


一貫性というのは強固な意志に固定されたものではなくて、


柔軟性をもって、理想と妥協へ対応すること。


簡単に言うと自分が気持ちいいと感じる思考回路への一貫性と言えます。



2009101104gm-00a9-0000-632a85a6tw=3ts=5.jpg


見ての通りシャンテンまでスイスイきました。

ここから考えることは、

この手がテンパイしたときに親を仕留められる待ちになってるのか


ということです。 



その判断は、巡目や捨て牌、相手の進行・・・場の状況からします。

親に手が入った(リーチのシャンテンくらいとか)と判断した場合。

親の復活がトップをとるためには1番ダルいですから、

例えば自分の待ちがいいと思っても、親と差しになったときの有利不利の度合い、

負けた場合のリスク、その後のプランなんかをイメージして、

ダマで親の手を潰してしまうプランも当然あるわけです。


ff.jpg


4s。  2s引いたらダマ。 5-8m引きもダマ。 赤5m赤5s引きならアーチ。


そのアバウトな判断基準はナンなの? とツッコミがありそうですけどw



親をトバせる気がするから。 

もちろん打点的な根拠が土台ですけどね。


fff.jpg



絶対鳴かない。 3900じゃ親トバないし、2s限定なんて逆にぶっ殺されちゃいますね。


それに2sを引けば仕留められるということがこれで「確定」したわけですから。


親はここは目いっぱいくるんで基本的にはオリません。ましてダマなんかには。


ffff.jpg


黒5s。 アーチとはいきませんでしたが、もう5-8mが止まらないと思うのでリーチ。



照準を親に絞っていい状況だったのでこういう思考回路でしたが、

他から出てもツモってもトップには近づくのであまり考える必要はありません。


4人で打ってるんだから他がアガる可能性は? と。



知りませんよそんなの^^   


自分の描いた理想通りに8割がた仕上がったんですから。
  
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