経験則とモチベーション
麻雀においてオカルトと言われるものはつまり、人から聞いた信憑性のない話のことです。
僕は、客観的にみてオカルトであっても本人がそう感じているならそれはもうオカルトではないと考えます。
これは経験則と呼ばれるものです。
その頻度、実現性が高ければその人の感覚として大いに活用すべきものだと思います。
ですが、人から聞いただけで自分では確かめても、見ても、感じてもいないことは150%オカルトですので特に初心者の方は騙されないようにしましょう。
例えば、不調者の鳴きはどうのとか、ツモの流れ的な話はこの類である場合が多いです。
基本的に麻雀というのはほとんどの場面において解釈で成り立っています
例えばマンズばっかり引いてきてタテホンなんかが見えてきてるような手があったとしましょう。
これを“一色手の流れ”と思うかどうかは、流れの存在、不存在とは無関係です。
マンズをたくさん引いてきたからマンズのホンイツにしたい・・・
というだけです。
問題はここですね。
「ホンイツに向かうことによってアガりを逃がすリスクとアガったときの打点、すなわちリターン」
と、
「ホンイツにしないことでアガりやすさをとる一方、安くなってしまうこと」
こんなことをよくデジタル的な話のポイントで扱ったりしますが、これは別の言い方をすると・・・
「ホンイツにしてアガれなくなることへの後悔と、アガりやすさをとって安くなることへの後悔」
・・・超アナログw
これを天秤にかけてるだけなんですね。
麻雀は結局、解釈の世界です。
後悔は必ずフォームを崩します。(これをオカルトと言われたら終わりですw)
要は自分が染めたいのかどうなのか・・・そこに素直になればいいわけです。
但し、この例でいうと、「ツモがマンズの流れなんだからソウズを落とした方が早いしアガりやすい」
などど人に言うことはオカルト以外の何物でもないといえるでしょう。
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