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読みの構造

読みとういのは麻雀においては

相手を考えて打つ ということです。

待ちを当てることではありません。


読みはおおまかに3つの段階から成っています。






STEP1


相手の手がわかるケースでの読み


111.jpg

これ、下家何やってるかわかりますよね?

トイトイかバック、またはその複合です。

これで終わりじゃないですよ。

残る役牌は中と白・・・

そして自分の手に白トイツとカン2pw

まあ、チートイあがれりゃいいかな、くらいのテンションで手を進めるのが無難です。

5mなんかを簡単に切ると、トイトイ赤なんて馬鹿らしいアガリをさらわれることもよくあるんで、そのへんまでケアできるといいかなと。


STEP2

場の状況に対する読み


222.jpg


ラス前でトップとは6900差。ただ、下も近いですよね?

で、今この手が入ってるんですが・・・

点棒状況から、下2人は基本的に攻めてきます。

で、自分の手はというと、

チートイのシャンテンといってもドラも赤もありません。

簡単に言うとメンタンピン赤ドラのような太いカウンターを食らう可能性が極めて高い。

だから、6pのスジの3pが釣れるなんて発想は論外ということです。



ここは出やすい字牌であっても微妙な状況でしょう。

ビジョンとしては、刻んで次で決めたいところかと。


STEP3


ここはキャラ読みですね。


33.jpg



こんな手アガった人がいたとします。

どんな印象受けますか?

ダマにした理由を考えましょう。

「俺なら鉄リーチ」 そんなこと言ってるのではありません。

読みは常に相手の立場から、相手の発想から考えます。

役があるから

捨て牌から1-4sが読まれそう

対面のホンイツがこわい

親の追っかけがこわい

など、いろいろありますが少なくとも攻撃的な人ではありませんよねw
対面がホンイツなら止まらないし、高目がある、正直待ちはかなりいい。


この人が、次に同じくらいの巡目、シンプルな河でリーチしてきたらどう思いますか?

字牌一発で切れませんよねw まあ、例えば、ですけどそういうことです。

3メンチャンのタンピンドラとか、字牌のシャンポン・・・

出る出ないというよりはアガリをかなり確信してのリーチだろうなということです。


これは、ある程度レベルの高い打ち手に対しての方が有効な読みです。

それは自分のスタイルが確立してるからなんですけどね。



ざっと見てきましたけど、もちろんこれらが複合してくるのが麻雀ですから、区切って考えるわけではありません。


当てる意味はあまりありません。

結局は自分が手を進めるにあたっての参考、判断材料にするということなので。


いろんなことを考えても、それは自分の手ありきなんです。



読みきることはできないし、その必要もない。

ただ、相手がいることを考えて打った方がおもしろいですし、幅も広がります。



3に関しては経験的なことなので、補完的ですかね。
基本的には1と2がベースになります。


読む=考える




上達のフレーム内カテゴリ下の「読みの考え方」についても併せて見てもらえると。



カンドラもろのり

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